今日は雨模様で寒い日である。朝の情報ではイスラマバードからチトラルへのフライトは中止とのこと、この飛行機の帰りに乗ってイスラマバードに行くことになっていたので、飛行機が来ないことには当然チトラルからのフライトは欠航。
峠越えは危険なのは確かなのでありえないとなるとあとは工事中のトンネルを通してもらうしかない 。
時間がじりじり過ぎていき、結局チトラルからイスラマバードの距離からして今晩のイスラマバード発の日本帰国便には乗れないこととなった。
さあどうするか
トンネルもいろいろ手を尽くしているようだが、様々な情報が飛び交い右往左往。
らちが明かないのでやがて元来た道を引き返そうということとなった。
この選択肢の場合どう考えてもさらに2泊はしなければならないが。
そう決まったとするとシャンドール峠をもう一度越えなければならない。こちらの峠が通れるかという問題もある。目の前のロワール峠は3200m位、後ろのシャンドール峠は3700m位でこちらの峠のほうが標高は高いのである。
今日はとにかく寒いので、ベッドの中にもぐりこんでいたが、明日の峠越えのためパキスタン人の着ている毛布上の大きなショールを町に買いに出た。JEEPは幌の間から隙間風が入ってきてたいへん寒い。1000rp
パキスタンのあいさつは握手が基本であり、親しいと抱擁みたいなことをする。女性はどのようにするのかは見ていないのでわからない。
握手は簡単なので今度の旅に来てから帰国するまでに見境なしに握手をした、まず100%の人が快く応じてくれた。たとえ難しい顔をしていても、ひげ面で怖そうな顔であっても破顔一笑というやつである。私のパキスタン人の印象は大変いいものとなった。
帰国時までには300人以上の人と握手したことになるだろう。
この日はホテルから出ることができなかったのでせめてということで、ホテルの前で道を通る人々に小学校(中学校?)の教師よろしく、声掛け運動を行った。
この道舗装はされていないが、メイン通路のようで人通りが結構多い。車とかバイクなどの交通手段が行き渡っていないようで、歩く人が多い。
幸い昨日の雨で、ほこりが余りたたない。乾燥した状態では始末に負えない、ホテルはあちこち埃だらけである。
ホテルの2階から前の道を撮影
11月1日の米軍の無人機による攻撃で報復を警戒しての外国人向けの特別警戒警報がこの時期出ていたらしいから、わださんのブログから考えるに、 攻撃を受けた部族地域の近くに行こうとしている訳でそんなこともあり通れなかったのかなー。
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