2013年11月10日日曜日

13日目 ロワーリ峠が通過できない 足止め、どうなっちゃっているのか? 2013-11-06

起床5:00、出発6:30
本日はロワーリ峠(3118m)を越えてタキシラまで行き、そこでで宿泊し翌日、遺跡を見学した後、夜10時50分の帰国の便に乗る予定であった。
ロワール峠が通過できない時には現在工事中のロワール峠をバイパスするトンネルを通過させてもらうという説明であった。




道の前に電線がぶら下がっていたので取り除く?




ブンブレット谷からチトラルの街道に出るまでは昨日の雨で悪い道がさらにひどくなってきている。
谷筋はがけ崩れでたいへん危険。近い将来谷筋にある村自体もがけ崩れでなくなってしまう危険が高いと思う。こんなところに住まなければいけないのかと思ってしまうが?










ロワール峠の上り口の茶店に着いた



この道を通るドライバー連中で茶店は立て込んでいるようだ。
どうも通行止めらしい





小汚い茶店だがチャイはうまい。焼き立てのナンも美味しかった。





昨夜来の雨が標高の高いここでは雪になっていてたいへん寒い。
茶店の中はストーブが焚かれている






まずチャイをいただく
護衛の警察官も寒そう
トンネルも通過できないようだ



いろんな話が飛び交う
日本大使館に手を回しただとか、韓国の嫌がらせだとか、工事の責任者に連絡中だとか、肝心の話が決定権のある人のまで行かないまま途切れてしまったとか。
トンネルは韓国の企業が請け負って工事をしているらしい。
寒い中都合4時間くらい待っただろうか
日本の感覚では工事中の構造物は基本的に工事責任者としては発注元に引き渡しが済むまでは責任が持てないので中途半端に通過させるわけにはいかないと思うんだが。

僕の靴は古くはないんだが、通気性をよくするため一部底の部分がメッシュ状になっていて、雪でぐちゃぐちゃになった道では水が入ってきて大変都合が悪い。茶店には入らず、JEEPの中で目一杯着こんで待機する。ウォークマンを聞いていたのでそんなに長いとは感じなかったが



格好いい親父が上から降りてきた。決まっているね。
上にも集落があるんかね。


車の外に出るととにかく寒いのである。



ポリスの権限で何とかならんものかね。

茶店の隣のほうに工事中のトンネルがある。

いろんな人が開通を待っているようだ。

うんこ座りが好きな連中だ、寒くないんだろうか、辛抱強い人たちだ

 車の中にいたらチャイとナンの差し入れがあった。










茶店で4時間待つが茶店で待っていても寒いだけでなのであきらめてチトラルまで戻る。
帰りは悪路で3時間はかかったかなー
日本だったらかなり文句が出るだろうがここはパキ、全く違う時間が流れている。
特に気にならない。
ふとんにもぐるのが一番

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