インダス川の源は中国チベットとなるがパキスタンを完全に貫き
河口のカラチからインドの西のアラビヤ海に注ぎ込む。
その支流はパキスタン全域に網の目のように張り巡らされていて、
まさにかの国の母なる川だ。その長さは調べてみると日本列島を
縦断するよりもまだ長い。
今回旅行した上流部はインド大陸がユーラシア大陸に衝突し隆起した
ヒマラヤの造山運動の西の端だ。
地図で見ると一番ストレスが溜まっているように見える。
カラコルムハイウエイはインダス川、支流のフンザ川沿いにつくられた道で
中パ国境のクンジュラブ峠を経てカシュガルに通ずる道である。旅行ルート
はこの道を通り奥地に進むわけだがこの道が実に危険な道である。
川沿いの道は崖になっておりいつ崩れてもおかしくないようぐずぐずの
岩が積み重なっている。あまり良くない舗装の道路にはすでに崩れた岩
がところどころ転がっている。
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